観光立国から見える課題。民泊、「共有経済」規制の見本に_を読んで
日経新聞の民泊関係の記事です。
記事はコチラ
タイトルにある通りですが、記事をざっくり説明すると民泊についての記事というより、
共有経済(シェアリングエコノミー)の規制について書かれています。
有料記事ですが、なるほど、と感じる部分も多かったので共有します。
シェアリングエコノミーは一言で言うと最適化です。
もの凄い高価な資産、モノであっても休眠している時間ってとても長いですよね。
例えば「車」
週5日、1日2時間乗る車の稼働率は何パーセントかわかりますか??
2時間×5日÷168時間=5.9%
なんです。
毎日のように乗っている方でも思ったより稼動率低いですよね。
都内などの都市部では週末しか乗らない方も多いので更に下がります。
その車の使っていない空いてる時間を有効活用しようというサービスがあります。
Denaの運営しているカーシェアリングサービスのエニカ『エニカ』サイトページなどですね。
プラットフォーマーがテクノロジーの力を使うことで、
・車の貸し手としては休んでいる車を動かして収益を得ることが出来る
・車の借り手としては必要な時に必要なだけ自分の乗りたい車に乗ることが出来る
このそれぞれの最適化がシェアリングエコノミーです。
サービスとしては素晴らしいですよね。
プラットフォームの利益ができるのかどうかはまた別の話ですが。
世界一のシェアリングエコノミーサービスは何と言ってもUBERです。
画像引用 http://toyokeizai.net/articles/-/138726
カーシェアではなくライドシェアです。いわゆる相乗りですね。
上記の試算から更に乗る人の数まで試算してみましょう。
2時間×5日×1.5人(一回あたりに乗る人数)÷(168×4人)=2.2%
4人まで乗れる車として平均で1.5人しか乗らない場合は本来のパフォーマンスの
2%しか発揮できていないということです。
ここが10%になったら20%になったら、はたまた80%になったらどうなるか。
テクノロジーが進化し、更に自動運転が普及すれば、
車の台数は今の1/10以下になると言われています。
シェアリングエコノミーの力って凄いですよね。
民泊はここまで爆発的な力はないにしろ車と同じくお部屋は誰にとっても非常に身近なものですし
余っているお部屋、使っていな時間など考えてみると結構あるものですよね。
プラットフォームの力をうまく借りて、まずは自分の余っている身近な資産(車やお部屋)を
貸し出してみましょう!
- 記事作成 : リオン不動産
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